Namazu-devel-ja(旧)

[Satoru Takabayashi <satoru-t@xxxxxxxxxxxxxxxxxx>]

Motoyuki Kasahara <m-kasahr@xxxxxxxxx> wrote:

>> そこで、足りない関数を補うための汎用的なライブラリ 
>> libsupport を作って、それを Namazu で採用する、という解決策
>> はどうでしょうか? たぶん、 libsupport は他のソフトウェアでも
>> 使ってもらえると思います。
>
># NEWS-OS 4.x 時代 (missing library だっけ?) を思い出しますね。:-)
>
>しかし、その libsupport の開発にどれくらいの時間を注ぐのでしょう?

ひとまず Namazu で使えればいい、という程度の完成度を目指せば
いいと思います。その後で、他の人が興味を持ってくれそうなら完
成度を高めていけばいいでしょう。


>逆に徹底的に作り込むととすると namazu の開発以に多大な作業がかか
>ると思いますし、下手すると libc (glibc) と何処が違うんだ、という
>ものが出来かねない気もします。

memset とか strcasecmp のような、よく問題になる関数を集める
だけで十分です。問題の100%をカヴァーするつもりはありません。


>UNIX の C プログラミングの世界を考えただけでも ISO C, POSIX, XPG
>などの各種規格書は最低限携えた上で、集めた関数の実装が正しいかど
>うか検証しつつ、規格にはなくても一般的な関数についても収集を検討
>する、なんてことをやらなくてはいけません。

ううむ、いきなりそんな大げさなことを考えなくたっていいじゃん、
と僕は思います。完璧ではないけど、それなりに使える、という程
度で十分です。

ちなみに、これは『デザインの「悪い方がよい」原則』に則っています。
<http://cl.aist-nara.ac.jp/~daiti-m/text/worse-is-better-ja.html>

-- Satoru Takabayashi