Namazu-devel-ja(旧)

[Motoyuki Kasahara <m-kasahr@xxxxxxxxx>]

笠原です。

* From: 藤原  誠/ Makoto Fujiwara <makoto@xxxxx>
* Date: Mon, 25 Sep 2000 11:48:03 +0900
> 最近僕は、NetBSD (の pkg を使わない人)の場合、gettext-0.10.35 は
> --prefix=/usr
> で入れるのがいいのではと思っています。jitterbug でもその方が都合が良かった
> ようなので。

たしかに /usr に入れると gcc が見つけやすいという点は楽かも知れ
ませんが、NetBSD 的にはそれを忌み嫌う人が多いんじゃないでしょう
か。

もちろん入れたい人は /usr に入れれば良いですが、Q&A 的な話として
「Q: NetBSD はどうすれば良いですか」の問いに対して「A: --prefix=/usr
としてね」という答えを用意するとなると、NetBSD ユーザから反感を
買いそうな気がします。:-)

Linux と違って *BSD はどこまでが OS 本体でどこまでが外部のパッケー
ジなのかというのを割と明確に区別しています。それだからこそ、だと
思いますが、/usr は OS 本体のためのディレクトリになっていて、外
部のパッケージは NetBSD の場合だと /usr/pkg という別の場所に置く
ようになっています。(FreeBSD では /usr/local です。)

ですので、*BSD では自力でインストールする場合にしても、OS 本体用
の /usr ではなく、それ以外の場所にするのが自然ではないかと思います。
________________________________________________________________
                                    笠原 基之(かさはら もとゆき)