array を Windows 環境で使うための設定

Windows 環境はサブプロセスの扱いに問題があるために、`sdicf-client.el' から array を利用して検索を行なうためには、幾つか注意することがあります。

以下の手順は白井さんに教えて頂きました。

1. array と mkary は Cygnus-win32 上の環境で make 一発で動きます。array.exe と mkary.exe を path の通ったところにおきましょう。
2. Mule for Win32 ではおそらくそのままで動きます。Meadow + Win-NT で も、きっと大丈夫でしょう。
3. Meadow + Win-95/98 では、array と一部の常駐ソフトの相性が悪いようです。 ウイルスチェッカなどが特に相性が悪いので、常駐ソフトをはずして動作させて みて下さい。動作がおかしいときは、辞書の検索時は動くのですが、Meadow を 終了する時にだめになるようです。
4. それでもだめなときは、以下の条件を守れば動くかもしれません。
   • `sdicf-client.el' を使って検索する辞書をひとつだけにする。
   • 以下の様なコードを `~/.emacs' に書く。

     (add-hook 'sdic-mode-hook
               '(lambda ()
                  (and (featurep 'meadow)
                       (add-hook 'kill-emacs-hook 'sdic-kill-with-meadow))))
     
     (defun sdic-kill-with-meadow ()
        "Meadow 終了時に sdic を安全に終了する関数"
       (interactive)
       (sdic-exit)
       (and (boundp 'server-process)
            (processp server-process)
            (server-start t)))
     

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