NAME

clean.perl - 余分なファイルを消去するスクリプト


SYNOPSIS

 clean.perl [option]... [directory]...


DESCRIPTION

clean.perl は、引数によって指定されたディレクトリ以下のごみファイル を消去するスクリプトです。

ディレクトリの指定が省略されている場合には、CLEANOPT 環境変数をオプショ ンとして利用しようとします。それでも、対象となるディレクトリが見つから ない場合には、ホームディレクトリを対象とします。


OPTIONS

-f , --force
ファイルを消去する時の確認を省略します。

-n , --debug
ごみと判定されたファイルのリストの表示のみを行います。

-e FILE , --exclude-file FILE
指定されたファイルを、ゴミとして捨てないように指定します。(複数指定可)

-E DIRECTORY , --exclude-dir DIRECTORY
指定されたディレクトリに存在するファイルを、ゴミとして捨てないように指 定します。(複数指定可)

-m DIRECTORY , --mail-dir DIRECTORY
指定されたディレクトリをメールのフォルダと見なし、そのディレクトリに存 在するファイルに対しては、特殊なゴミ判定ルールを適用します。

-c , --cron
環境変数を無視します。

--help
このメッセージを出力します。


ENVIRONMENT

CLEANOPT
ゴミファイルを探索する対象となるディレクトリを指定せずに clean.perl を実行した場合、この環境変数の内容をコマンドラインオプションとして利用 しようとします。

例えば、/home/user/tmp 以下のファイルについてはどんなファイルも削除 しないようにするためには、

    clean.perl -e /home/user/tmp

というオプションを用います。このオプションを毎回指定することが面倒な人 は、次のように環境変数 CLEANOPT を設定しておきましょう。

    export CLEANOPT="-e /home/user/tmp"

このように設定しておくと、単に、

    clean.perl

というコマンドを実行するだけで同じ結果が得られます。


BUGS

ごみの定義はソースを参照してください。


AUTHOR

TSUCHIYA Masatoshi <tsuchiya@namazu.org>


COPYRIGHT

利用及び再配布については GPL または Artistic License に従ってください。