Namazu-users-ja(旧)

[Tadamasa Teranishi <yw3t-trns@xxxxxxxxxxxxxxx>]

寺西です。

Takahiro Kambe wrote:
> 
> > namazu-devel-ja に少し書きましたが、Perl 5.8.1 なら
> うぅ、namazu-devel-jaの方は読んでません。
> 
> > $ env PERL_HASH_SEED=0 make check
> >
> > とするとパスするのではありませんか?
> ビンゴでした。
> 
> ===================
> All 47 tests passed
> ===================
> 
> となりました。

やはりそうですか。安心しました。

namazu-devel-ja に書いた内容をこっちにも書いておきます。

> 寺西です。
> 
> Tadamasa Teranishi wrote:
> > 
> > 　$ env PERL_HASH_SEED=0 make check
> > 
> > とすると All 47 tests passed になりました。
> > 
> > どうやら -DNO_HASH_SEED オプション付きでコンパイルされた Perl 5.8.1
> > を使うか、環境変数 PERL_HASH_SEED を 0 にして使う必要がありそうです。
> > 
> > # ハッシュのランダム化で影響を受ける部分があったかなぁ!?
> 
> 直接は影響なさそうです。Perl 5.8.3 で、
> 
>  $ env PERL_HASH_SEED_DEBUG=1 make check
> 
> で HASH_SEED を表示させましたが、ランダムな値が表示されていました。
> もちろん、これでテストはパスします。
> 
> > ところで、Perl 5.8.3 では、環境変数の設定も -DNO_HASH_SEED オプション
> > なしの状態でも All 47 tests passed になります。
> > perldelta をきちんと調べていないのですが、5.8.2, 5.8.3 のどこかで
> > 元に戻ったのかもしれません。
> 
> Perl 5.8.3 では PERL_HASH_SEED は健在で、デフォルトでランダムな値に
> なります。
> また、ランダムな値でも、PERL_HASH_SEED=0 (別に 0 でなくても良い)と
> 固定してもテストはパスします。
> 
> 一方で Perl 5.8.1 だと PERL_HASH_SEED=0 (別に 0 でなくても良い)を
> 設定しないと、テストはパスしません。
> 
> このことから Perl 5.8.1 で HASH_SEED をランダムにした時に
> 何か他に影響する部分にバグが入ったが、後のバージョン(少なくとも
> 5.8.3)で修正されたということのようです。
> 
> Perl 5.8.1 ならとりあえず PERL_HASH_SEED=0 をつけると、そのバグ
> は回避できそうです。(Perl 5.8.2 は不明です。)
> 
> # Known Problem に書くことにしましょう。
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寺西 忠勝(TADAMASA TERANISHI)  yw3t-trns@xxxxxxxxxxxxxxx
http://www.asahi-net.or.jp/~yw3t-trns/index.htm
Key fingerprint =  474E 4D93 8E97 11F6 662D  8A42 17F5 52F4 10E7 D14E